福島県立ふたば支援学校
活動紹介
新年度スタート
「地域と共に、生きる、はぐくむ、育ち合う」富岡支援学校の1年が始まりました。
平成31年度入学式では、小・中学部、高等部合わせて14名の児童生徒の皆さんが元気よくあいさつし入学しました。また、新転入教職員が新たに加わり、新しい元号「令和」においての始まりでもあります。
福島県は、東日本大震災の復興途中ではありますが、新しい時代に向けて、そして共生社会に向けて、児童生徒が将来、住みやすい社会をめざし、踏み出しています。そのような中で、今が新しいことを生み出す、作り出す時ではないかと考えています。
児童生徒一人一人の「生きる力」を育み、保護者の皆様と地域の皆様との協働作業により、地域に貢献できる学校づくりに教職員一丸となって取り組んでいきます。どうぞよろしくお願いいたします。
平成31年4月15日
校長 西牧 辰典
<中学部より>「ワンダーファームへの校外学習」
中学部全員で最後の校外学習へ行きました。目的地はトマトランド、ワンダーファームです。とても良い天気で、清々しい気分になりました。トマトの品種を説明していただいたり、工場の様子を見学したりしました。最後においしいビュッフェを食べました。楽しい時間を過ごせました。
<中学部より>「卒業生を送る会が行われました!」
中学部で卒業生を送る会を行いました。4人の卒業生と一緒にレクリエーションを楽しんだり、3年間の思い出のDVDを観たりして楽しいひと時を過ごしました。これからそれぞれの進路に向け頑張ってほしいと思います。
〈小学部より〉「 4・5年生おつかれさま会 」
1年間、一緒に学習してきた4・5年生で、おつかれさま会をしました。
子どもたちの好きなリンゴゼリーに、みかんや桃などのフルーツを入れてゼリーケーキを作りました。
会では、1年間の思い出や来年度頑張りたいことの話をしながら、おいしいゼリーケーキを食べて、みんな笑顔でした。
〈小学部より〉「 すごろくあそび(1-1) 」
1~3までのサイコロを使って、すごろく遊びをしました。
「校歌を歌う。」「片足バランスを10秒。」など、1年間学習してきたことを書いたマスをたくさん作って、楽しく学習しました。
二人だけでは寂しいので、4年生のお友達を誘って、すごろく大会も開催しました。
たくさんのお友達と楽しく遊ぶことができ、大満足の1年1組でした!
<小学部より>「 まめまきをしよう 」
生活単元学習の時間にダンボールで鬼を作りました。
角・目・眉・キバのパーツを貼って顔を作りました。子どもたちの個性が出た顔に仕上がりました。
顔と周りの淵の部分ははけで、角・目・眉・キバのそれぞれのパーツは筆を使って丁寧に塗ることができました。ダンボールの大きさによって道具を使い分けて塗ったり、何色の絵の具が必要なのかを教師に伝えたりして自分たちで考えながら取り組めました。
新聞紙を丸めて作った豆をダンボールの鬼に投げて遊びました。鬼の顔に豆が当たると抜けるようになっており、当たったら「やったー!」という歓声が子どもたちから上がりました。
休み時間には鬼が教室に入ってきて、遠くから新聞紙で作った豆を投げて追い出しました。
<進路指導部より>「双葉地方地域障害支援区分に関する町村別相談会」
2月1日(金)に富岡支援学校の小学部校舎で平成30年度双葉地方地域障害支援区分に関する町村別相談会を実施しました。参加したのは、次年度高等部3年生として卒業後の生活や、福祉サービスの利用を考えていく、いわき市の3つの特別支援学校の高等部2年生の生徒6名とその保護者の皆様です。
当日は双葉圏域アドバイザーの坂本さんや相双障害者就業・生活支援センターの遠藤さんをはじめ、各町村にある相談支援事業所や役所の皆様にお越しいただき、サービスの説明や個々に応じた具体的な支援、手続きの仕方等の話を聞くことができました。
参加した生徒、保護者の方も全体説明の他に個別で話をしたことで、高等部3年生で行うこと、これからに向けた準備や今後の流れなどを具体的にイメージすることができ、安心した様子でした。
進路指導部では、このような取り組みが生徒や保護者が卒業後の進路に見通しをもつことができる良い機会であると考えるとともに、高等部3年生での進路学習や現場実習等への期待感や意欲につながると考え、工夫・改善を図りながら今後も継続していきたいと考えております。
〈小学部より〉「なかよし集会」
2月19日(火)の3校時、なかよし集会を行いました。
集会では、2月に誕生日を迎えた2人の友達のお祝いをした後で、4つの班に分かれてお買い物ゲームをしました。
ゲームではそれぞれの班で指定された教室に行き、そこでパン屋さんやスーパーマーケットにある品物から、自分が食べたいものや料理の材料などを選んで買い物をしました。
最後は自分たちが買ったものをみんなの前で発表することができました。
〈小学部より〉「 書き初めをしよう 」
小学部3年1組では、書き初めを行いました。それぞれ自分の名前を書きました。
背筋を伸ばし、左手で紙をおさえ、筆は立てて書くことに気を付け、一文字一文字丁寧に文字を書きました。
校内書き初め展は1月29日(火)~3月4日(月)まで実施しています。2月8日(金)の授業参観には、それぞれの校舎に掲示してありますので、ぜひご覧ください。
<進路指導部より>「作業製品販売会」
<進路指導部より>「作業製品販売会」
1月22日にマルト四倉店で作業製品販売会を行いました。
マルトでの販売会に初めて参加する生徒の中には、緊張のために動きが固くなったり、声が小さくなったりする生徒がいましたが、友達ががんばっている様子を見て、次第に緊張が和らぎ、大きな声で呼び込みができるようになりました。
生徒は、日ごろの作業学習の成果を、お客様の笑顔や売上という形で感じることができた様子でした。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
また、マルト四倉店さんには、当日のチラシに開催内容の掲載をしてくださり、生徒の活動に多大な御協力を頂きました。ありがとうございました。
〈小学部より〉「かきぞめをしました」
小学部2年3組では、1月17日にかきぞめをしました。
「毛筆を使って自由に書く」ことから一歩進み、「毛筆で線をなぞって書く」に挑戦しました。
自分の名前から平仮名を1字選び、「う」「ひ」「ら」と書きました。
3名とも書くことが上手になり、「もっと。」と意欲的に取り組みました。
<進路指導部より>「作業製品販売会広報活動」
1月10日に作業製品販売会の広報活動を行いました。広報活動担当の生徒が、担当する事業所をまわり、一枚一枚自分たちの手でポスターを渡し、掲示をしてくださるようお願いしました。
1月22日(火)に作業製品販売会が行われます。長椅子や箸置きなどの木工製品やディップアートやペンダントなどの工芸品など、生徒が一つ一つ心をこめて作った製品を販売します。ぜひお越しください。
日時:1月22日(火)9:45~11:45
場所:マルト四倉店 イートンスペースにて
<高等部より>「音楽鑑賞教室」
先月も湘南から来校いただいた、アースディ湘南実行委員のみなさんによる音楽鑑賞教室が行われました。まず始めに、先月の陶芸教室で制作した器やお皿、カップなどを頂きました。自分が作った作品が、どんな仕上がりになっているかドキドキしながら袋を開けると、中から作品が現れ「わあ」っと歓声が上がりました。お互いどんな作品になったか嬉しいそうに見せ合っていました。
その後は、音楽鑑賞教室のはじまりです。クリスマスの衣装に身を包んだみなさんによるクリスマスソングや、ハワイアンソングなどを鑑賞しました。歌ったり、踊ったり、楽器を鳴らしたり楽しい時間を過ごしました。今年もサンタからお菓子やノートの入ったプレゼントを一人一人に頂きました。
最後に、木工班、工芸班で製作した作業製品をお一人お一人にプレゼントさせていただきました。
来年の日程も決定し、プレゼントしたペンダントを早速首にかけてくださって、お帰りになりました。来年もまた、楽しみにしています。ありがとうございました。
「一足早い、クリスマス!!」
12月20日(木)に、株式会社マルト 様より、全校児童生徒分のクリスマスケーキをいただきました。
ショートケーキやチョコレートケーキなど様々な種類のケーキを、みんな笑顔で頬張っていました。
一足早いクリスマスケーキのプレゼントに、みんな大喜びでした。
株式会社マルト 様 ありがとうございました。
〈小学部より〉「パフェを作ろう」
小学部2年1組では、12月17日に学期末恒例のおやつ作りを行いました。
1学期末に実施した『パフェ作り』が大好評で、「2学期もやりたい!!」との熱いリクエストを受けて、寒い冬ではありますが、心がほっこりと温まる『フルーツたっぷりミックスパフェ』を作りました。
フルーツはオレンジ、キウイ、バナナを選び、バニラ、チョコ、チーズストロベリーのアイスクリーム入りで、カフェスイーツに負けないおいしいデザートができました。
<進路指導部より>「後期校内実習」
11月19日から30日まで9日間後期校内実習を行いました。中学部は後半の1週間、高等部は2週間の実習を行い、中学部は10名、高等部は14名が清掃班とさくら班に分かれて活動しました。
清掃班では計画的に校舎内の各教室の清掃を行い、清掃作業工程表に従って荷物の運び出しやダスタークロス、モップ掛けなどの作業に取り組みました。
さくら班では委託作業のダンボールの組み立て、パックのラベル貼りの作業、ステンシルの技術を使ったメモ帳の製作に取り組みました。
実習前に一人ひとりが実習の目標を立て、作業面の目標だけでなく、「言葉遣いに気をつけて報告、連絡、相談をする」、「自分で身だしなみを整える」など働く上で大切なことについての目標を立て実習に臨みました。
毎日の終礼での反省の発表でも、作業の出来高だけでなく、自分の立てた目標についての反省も多く見られるようになり、「働く上で大切なこと」に対する意識も高まってきたように感じました。
今回の実習の経験が今後の生活や次回の実習に向けての「成長の糧」となることを期待しています。
<進路指導部より>「後期産業現場等における実習」
11月19日~11月30日に後期現場実習を行いました。今回は就労継続支援B型事業所で4名、一般企業で4名、計8名の高等部2・3年生が就労に向けてさまざまな仕事をしてきました。
日頃学校で行っている職業での学習や作業学習等で身につけた知識、技能を実際の職場で発揮することができました。実習を通して、自己の目標や課題と向き合い、卒業後の生活への意識が高まっただけでなく、新たな課題を発見・自覚し、これからの学校生活に意欲を見せる生徒も見られ、充実した実習となりました。
実習に御協力くださいました、一般企業、福祉サービス事業所の皆様、ありがとうございました。
<小学部より>「 おたのしみ会 」
小学部で、お楽しみ会を行いました。今年は、1年生から5年生まで全員が歌やダンスなどを発表し、大変盛り上がった時間を過ごすことができました。
それぞれの発表内容は以下の通りです☆
1年生…「あわてんぼうのサンタクロ-ス」
ひとりひとりの得意な楽器を使って発表しました。「タン・タン・タン」のリズムを、元気に鳴らすことができました。
2年生…「きのこ」
音楽の授業で学習したダンスを発表しました。体をたくさん動かしたり、声を出したりしながら、楽しく表現することができました。
3年生…「やおやのおみせ」
音楽の授業で学習した手遊び歌を発表しました。3年生の大きなかけ声に合わせて、全員で「キャベツ♪(キャベツ♪)ニンジン♪(ニンジン♪)…」と、楽しく歌うことができました。
4・5年生…「すりかえクイズ」
写真を見ながら、どこがすり替わったかを考えるクイズを発表しました。富岡支援の“すりかえ仮面”も登場し、みんなで一緒に呪文を唱え、変化した部分を真剣な表情で探していました。
会の最後には、みんなの大好きなサンタさんやトナカイさんも遊びに来てくれ、一人一人嬉しそうにプレゼントを受け取っていました。
<進路指導部より>「中学部職場体験」
11月21日、22日に中学部1・2・3年複式学級の6名がワークハウスいわきで職場体験を行いました。箱折や布を畳む仕事など実際に仕事をしている様子を見学したあとで、バッテリーの部品の組み立て作業を体験しました。細かい作業で難しいところもありましたが、集中して取り組むことができました。初めての体験でしたが、働くことを学ぶ良い機会となりました。
<高等部より>「高等部家庭科 とうふの焼きドーナツを作りました。」
高等部2・3年1組の家庭科では、とうふを使ったヘルシー焼きドーナツを作りました。
「チョコレートと豆腐?」「豆腐の入ったドーナツ?」と作るまでは、どんな味がするんだろうと不安な様子でした。ビニール袋に材料を入れてモミモミすると豆腐の柔らかい感触に笑顔があふれました。ビニール袋のはしを切り、できあがった生地をシリコンのドーナツ型に絞りオーブンで焼きました。しばらくすると室内は、甘い香りが立ちこめました。オーブンのまわりにみんな集まって今か今かと焼き上がりを楽しみに待つ姿が見られました。
焼き上がった焼きドーナツは、給食と一緒に美味しく頂きました。モチモチふわふわで、とっても美味しくできました。
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