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2020年12月の記事一覧

「高等部活動の様子」

<高等部より>「 「カフェを開こう ~スマイルカフェ☺~ 」


 これまで、職業の授業で様々な職種があることを学習し、働くために必要な力を身に付けられるよう、後期実習で校内・外での作業に取り組んできました。そして、今回、高等部1・2年生の合同学習で、接客業やコミュニケーションについて学習しました。
まず、四倉町内にある「カフェ 星の花」へ行き、店員さんや店内の様子を見学しました。見学のポイントは、表情や目線、言葉遣い、服装などの「店員さんの接客の様子」、「お店で出している飲み物」、音楽や飾り、小物などの「店内の雰囲気」の3点です。見学前に知っていたことと、見学後に気づいたことを整理しながら、カフェの準備を進めました。


初めに、カフェの「名前」を決めます。笑顔やスマイル、ハッピーなどのキーワードが出ましたが、みんなで相談した結果「スマイルカフェ☺」に決定!招待状やコースターなども作成しました。
①案内・注文②商品提供③会計の役割を分担し、「案内する時の所作」、「相手の顔を見て話す」、「コップの持ち方」など、「お客さま」に気持ちよく過ごしていただけるように練習をしました。


そして「スマイルカフェ」オープン!!緊張する様子も見られましたが、気持ちを一つに一生懸命取り組むことができました。利用した先生や友達からは、「また来ます!」と声をかけられ、「清潔感があった。」「丁寧な言葉遣いで安心して利用できた。」などの感想も聞かれて、みんな嬉しそうでした。全員がお客さまとのやりとりを経験し、緊張しながらも、質問に答えたり、品物をお出ししたりする接客を経験したことが自信につながればと思いました。今回のカフェでは「お客さま」(相手)を思いながら準備や練習、接客をしましたが、日頃の生活の中でも相手を意識してあいさつや話し方等を実践していければと思います。
好評だった「スマイルカフェ☺」・・・第2弾がオープンするかどうかは乞うご期待です。

「高等部活動の様子」

「  校外学習に行ってきました。~道の駅 四倉~」
 12月18日 前日までの風もやみ、天気の良い中「道の駅、四倉」まで校外学習に行ってきました。学校から、15分ほどの道のりですが、交通量も多く、それぞれに「○○君の後ろを歩く」「横断歩道では一度止まって、左右を確認する」などの約束をして緊張しながら、約1キロほどの道のりを歩いてきました。
 道の駅では、地域でとれる野菜や魚などの名産品を見て回った後、少しだけおやつや飲み物を買う学習をしました。天気の良い中砂浜を走ったり、みんなで海をバックに写真を撮ったりと地域の自然を感じることができました。

〈 保健指導部より 〉

「R2年度 保健講話を実施しました。」

 12月10日(木)四倉高校視聴覚室において、学校薬剤師の草野恭子先生による「注意欠陥・多動性障害(ADHD)治療薬、抗てんかん薬、抗精神病薬の薬理作用と副作用について」の講話がありました。

 中枢神経や神経系の仕組みの話から始まり、ADHD治療薬、抗精神病薬、抗てんかん薬、睡眠薬といった内容についてお話しいただきました。ADHDやてんかんの症状などについて知る機会はあっても、なかなか薬の効能などについて知る機会はあまりないので、児童生徒が服用している薬がどのようなものなのか、どのような種類の薬があるのかなどを知ることができました。

 また、換気と湿度についてもお話をいただきました。だんだんと寒くなり暖房器具を使用する機会が増え、新型コロナウイルスに加え風邪やインフルエンザの対策として、換気や湿度、消毒の重要性について改めて確認することができました。

中学部学習のようす

<「双葉郡の学校とオンラインで交流

     ~第7回ふるさと創造学サミット~」

震災で被災した双葉郡8町村の学校の児童生徒が参加し、地域の探究活動の成果を発表する「ふるさと創造学サミット」に参加しました。2014年度にはじまったこのサミットは、昨年度までは「ビッグパレットふくしま」で開催されていましたが、今年度は新型コロナウィルスの影響を考慮し、オンラインで各校を繋いでの開催となりました。

今回のサミットに本校から初めて中学部の2名が参加しました。中学部では、「地域から学ぼう!」をテーマに、校舎のある四倉町や久之浜町を中心に、自然環境や海の生き物などの理科の学習内容、地域の歴史や災害に強いまちづくりなどの社会科の学習内容、職業生活に関する学習内容などについて地域の外部講師2名(久之浜町の建具職人 遠藤諭氏・「四倉だより」編集者 吉田靖氏)の御協力のもと、探究活動に取り組んでいます。この活動で学んだことや学校の紹介を編集した動画や資料を活用し、オンラインで発表しました。

モニタに向かって話すことに慣れていないこともあり、最初はとても緊張した面持ちでいましたが、他校の児童生徒の発表を見たり聞いたりする中で少しずつ緊張もほぐれ、自分たちの発表場面では、「ゆっくり・はっきり・丁寧に」を意識して発表することができました。発表後は満面の笑みを浮かべながら、「やったぁ、うまくできた!」と発言するなど、達成感や充実感を感じることができたように思います。参加した2名にとって、自信に繋がる良い機会となりました。

サミット事務局の皆様、また、共に学ばせていただいた各学校の皆様、ありがとうございました。

 

中・高等部の学習のようす

<進路指導部より>

「 実習報告会 」

 12月3日(木)に中学部、高等部合同で実習報告会を行いました。

 前半はそれぞれの校内実習作業班の成果、実習を通して気づいたことなどの発表を行いました。自分たちの作業班のことだけでなく、他の作業班の実習の取り組みを見たり聞いたりすることで、広い視野で「働くこと」について考える機会となりました。また、校外での実習を行った高等部2,3年生にとっては、働くために必要なことを再確認する機会となりました。

 後半は校外実習を行った生徒が実習で取り組んだことや実習を通して学んだことなどの発表を行いました。初めて校外実習を行った高等部2年生にとっては、体力やコミュニケーションが仕事でも大切なことに気づくなど、実践を通しての成果を発表することができました。また、今後、校外での実習を控えている生徒にとっては、今回校内実習で取り組んでいることが今後どのように生かされるかの見通しをもつ機会となりました。

 実習の成果をみんなの前で発表することで自信をもつとともに、発表を聞くことで今後取り組んでいくことが分かる進路学習の場となりました。

作業内容の紹介や出来高の発表、作業の実演、スライドなどそれぞれ工夫を凝らし、分かりやすく発表ができました。

<小学部より>「 修学旅行 」

 11月27日、小学部6年生3名は、修学旅行へ行ってきました。行き先は、アクアマリンふくしまと、いわき市石炭・化石館ほるるです。

 アクアマリンふくしまで3名が最も長く見ていた水槽は、「サンゴ礁の海」でした。ここにはチンアナゴやハナゴイ、キンメモドキなど色鮮やかな生き物が見られ、水の中を優雅に泳いだり動いたりする姿に、うっとりくぎ付けでした。

 いわき市石炭・化石館ほるるでは、大迫力の化石展示を見たり、模擬坑道を体験したりすることができました。展示されている化石の中には、福島県立四倉高等学校の校庭で発見されたものもあり、身近な地域の歴史を感じることができました。

 身近な地域についてたくさん知って、魅力を感じることのできた有意義な修学旅行でした。

「高等部活動の様子」

<進路指導部より>

「 高等部後期校内実習 最終日 」

 11月16日から27日までの9日間の後期校内実習が終了しました。

 委託作業班、ふくろう班とそれぞれの作業を通して「働く力」と「働くために必要な力」を高めるため、生徒それぞれの目標達成に向けて取り組むことができました。今回の実習で感じたこと、成果、課題を次年度の校外実習に向けて生かしてほしいと思います。

 また、委託作業班の運営に対しては

・あぶくま信用金庫 久ノ浜支店 様    

・あぶくま信用金庫 広野支店 様

・有限会社 KTモータース 様

・常磐交通観光 本社営業所 様

・大教スイミングスクールいわき校 様

・株式会社 タビックスジャパン いわき支店 様

・有限会社 とまとランドいわき 様

・株式会社 根本園 様

・福島銀行 四倉支店 様

・株式会社 平ホンダモーター ホンダカーズ平 様

・四倉郵便局 様               (五十音順)                 

他、近隣の企業、事業所様の御協力をいただきました。ありがとうございました。

小学部学習の様子

<小学部より>「 おいもを育てよう 」

今年度は自然への興味関心を広げることを大きなねらいとし、小学部でさつまいもを育てる活動を行いました。

5月下旬、低、中、高学年のグループに分かれてさつまいもの苗を植えました。児童たちは、やさしく布団をかけるように土をかけて植えました。ペットボトルに汲んだ水を畑まで一生懸命に運んで水やりをしたり、草むしりをしたり、大切にさつまいもを育ててきました。

11月4日、畑をお借りしている飯島さんと一緒に芋ほりをしました。想像以上にたくさん収穫できてみんな大喜びでした。芋が何本も塊になって出てくることに驚き、学校まで運んでくるときにも一人一人大事そうに胸に抱いて学校まで運んでいました。

11月12日、体育館でおいも会をしました。今までの活動の振り返りのビデオをみたり、おいもクイズをしたりして盛り上がりました。進行役の6年生は、アドリブをきかせて楽しませてくれました。〇✖クイズでは教師と一緒に問題の映像まで何度も確認しにいったり、友達同士で話し合ったりして、盛り上がりました。全員が目を輝かせてクイズに参加できました。