活動紹介 ~noteでも公開しています~

校内講演会を実施しました。

「令和3年度 校内講演会」

 本校には「地域支援アドバイザー」がおり、保健や福祉などの関係機関と連携しながら、校内・校外のお子さんの支援について一緒に考えています。今回、地域支援アドバイザーの門馬栄先生に、校内教職員を対象として、「~つ・な・ぐ~3・11から歩んできた富岡支援学校の軌跡(奇跡)」、のテーマで講演いただきました。

門馬先生には、震災当時教頭先生として勤務される中、避難しながらどのように情報を共有し、各分教室での学習活動を経て仮設校舎での学校再開へと歩んだのか、当時の映像や資料で分かりやすく教えていただきました。また、震災後、「希望の光」となる新入生を迎え入れた時の思いや、保護者の皆さんや教職員の信頼関係が学校再開へ結びついたこと等を知ることができ、貴重な機会となりました。また、地域支援アドバイザーとして地域の学校を訪問して感じた、震災後の復興や特別支援教育についても双葉郡の現状を知ることができました。

最後に、「双葉郡の特別支援学校として『ONLY ONE』の学校」に進化してほしいという思い、そのために「今」を大切に、その積み重ねが「明日」をつくるというメッセージをいただきました。

これまで本校に関わってきたたくさんの方々の思いを、現在勤務している私たちが「つないで」、児童生徒や地域の皆さんに向き合っていきたいと気持ちを新たにした講演会でした。