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2022年3月の記事一覧

令和3年度 卒業証書授与式を行いました。

<学校行事>

「  令和3年度 卒業証書授与式 」

 3月18日(金)令和3年度 富岡支援学校卒業証書授与式が行われ、小学部7名、中学部4名、高等部6名の児童生徒がそれぞれの学部を巣立ちました。新型コロナウイルスの感染予防対策のため、在校生の最高学年は体育館で、下学年は各教室のモニター越しでの参加となりました。体育館の外は、冷たい雨が降っていましたが、式場は暖かい雰囲気の中、卒業生は今まで練習してきた成果を保護者の方に見ていただくことができました。

17名の卒業生が、「体の命」と「心の命」を大切に、それぞれの次なるステージでも自分らしく羽ばたいてほしいと思います。

「高等部活動の様子」

( 防災について考えよう )

3月10日。東日本大震災から11年目を迎えるにあたり、高等部で「防災について」考える学習をしました。東日本大震災における原発事故の影響で富岡町の校舎に立ち入りができなくなり、いわき市にある仮設校舎で学んでいること、富岡町にあった学校なので、「富岡支援学校」という名前になったこと、震災で大変なこともたくさんあったが、多くの方々の支援を受け、大切な家族や仲間たちと夢や希望を忘れることなく目標を持って頑張り学校の歴史を刻んできたことなどを振り返ると共に、災害が起きた時の対応を確認しながら命の大切さについて改めて学習しました。

最後に、被災した方々のご冥福を祈りながら全員で黙とうを捧げました。

中学部の学習のようす

    高等部では、木工班、工芸班で一年間頑張って製品作りを行ってきたまとめの学習として「わくわくショップ 富岡支援学校店」をオープンしました。新型コロナウイルス感染症対策で、1グループ10分、人数も3人から4人と制限はあったものの当日限定の300円分のチケットを片手に、事前に配布したチラシを見て品定めをし、当日商品を手に取ってお気に入りの製品をあれこれ迷いながら購入しました。   

学習の最後には、購入した製品や作ってくれた各班のメンバーに向けメッセージカードを記入しました。「木工班、工芸班、どちらの製品も丁寧に作ってありました。」「お家で大切に使いたいです。」「これだけきれいに作られているのに、300円は安いと思いました。」などなど感想が寄せられました。

来年もまた、たくさんの人に喜んでいただけるすてきな製品を作っていきましょう!!

一年間、お疲れさまでした。