活動紹介 ~noteでも公開しています~

2023年9月の記事一覧

小学部活動の様子

「 小学部修学旅行 」

 9月8日(金)、6年生が修学旅行で茨城県大洗町にある「アクアワールド大洗水族館」に行きました。学校から水族館までの道中は、あいにくの大雨でしたが、子ども達はバスの外を眺めては、「まだかな。まだかな。」と話しながら期待感を高めていました。

 水族館では、大きな水槽で悠々と泳いでいるたくさんの海の生き物と出会うことができました。なかでもエイは泳ぐのが速く、なかなか持ってきたiPadのカメラに収めることができずに苦戦していましたが、先生の「今チャンスだよ!」という言葉を合図に写真を撮ることができました。また、大洗水族館の目玉でもある、サメの水槽では、その大きさにびっくり!「怖いよ~。」と言いながらもゆったりと泳ぐその姿に興味をもち、恐る恐る近づいて目で追っていました。

 イルカ・アシカのショーでは、「前で見たい!」とレインコートを着て一番前の席に見に行く子もいました。高くジャンプするイルカの姿に、子どもたちは大興奮!たくさんの水しぶきを貰い、「びしょびしょだよ~。」と言いながらもその表情はニコニコとして嬉しそうでした。

 子どもたちは、それぞれが興味のある水槽を眺めたり写真に撮ったりしていましたが、自分が水槽を見終わっても友達が見終わるのを待っていたり、一人で見に行こうとする友達に声をかけたりする等、普段の生活や事前学習を通して、集団としての意識が身についてきた様子も見られました。

 台風が接近している中、外は悪天候ではありましたが、みんな晴れやかな顔で活動していて、いい思い出と貴重な経験ができた一日となりました。

 

教育支援部より

 7月25日(火)に、楢葉町コミュニティーセンターを会場に、地域支援センター特別支援教育研修会を開催しました。この研修会は、日々子どもの障がい理解に努めている保護者の方と接する中で、より良い支援を保護者とともに行い、共有していくことができるようにすることを目的として行われました。

 今回の研修では、立正大学名誉教授の中田洋二郎先生をお招きして「子ども理解とより良い支援のために~家族支援・園や学校の役割~」のテーマで講演をしていただきました。子ども理解のために、どのように障がいを捉えるのか、より良い支援を行っていくにあたり、保護者にとって障がい受容とは何かなど、留意点を踏まえてご説明していただき、子どもたちの行動をどのように捉え、分析し、保護者の方に伝えていくかを改めて学ぶ機会となりました。

 この研修で学んだことを日々の指導・支援に生かして、保護者の方と関係性を構築し、子どもたちの成長へとつなげていきたいと思います。