活動紹介 ~noteでも公開しています~

活動紹介

「小学部活動の様子」

3ねん1くみ 学習の様子 

 11月の生活単元学習で、「版画」に取り組みました。3年1組は、4人で力を合わせて共同作品『かたちのせかい』を作り上げました。算数で学習してきた「○(まる)、△(さんかく)、□(しかく)」の形を組み合わせて「お城」を表現しました。版全体に絵の具を塗ったり、端を強くこすったりすると形がはっきりと出ることが分かり、工夫しながらたくさん刷ることができました。全部で47個というたくさんのパーツも、みんなで順番に貼り合わせれば……あら不思議、あっという間にお城のできあがり!また、レンコンとパプリカを使って花と雲を表現しました。野菜スタンプにみんな興味津々な様子でした。きれいな模様が出ることが分かると、「もっとやりたい!」「えのぐをつけて!」と野菜の断面を教師に見せ、絵の具をつけてもらうと嬉しそうにポンポンスタンプする姿が見られました。みんなで作った『かたちのせかい』はとてもすてきな世界となりました。

「高等部活動の様子」

「 念願の修学旅行に行ってきました! 」

 12月8日(水)~10日(金)の2泊3日で、茨城県と県内会津方面に修学旅行に行ってきました。本来であれば昨年度の9月に実施予定でしたが、コロナ禍で延期や変更を繰り返し、待ちに待った修学旅行でした。

見学先は、航空自衛隊百里基地、会津藩校日新館、鶴ヶ城、大内宿、いなわしろかわせみ水族館、野口英世記念館でした。百里基地では台風19号の給水支援にいわき市に来てくださった自衛隊員の方に、感謝状をお渡しすることができました。(後日、全校児童生徒にクリアファイルなどの記念品をいただきました。)1日目は雨の中の見学となりましたが、2日目以降は良い天気に恵まれ、鶴ヶ城の天守閣にも全員でのぼり、素敵な景色も楽しみながら見学することができました。地元いわきのスパリゾートハワイアンズや、「鬼滅の刃」で話題の大川荘にも宿泊し、思い出いっぱいの3日間になりました。    

      

「高等部活動の様子」

四倉高校家庭クラブとの交流会を行いました。

今年で5年目になる家庭クラブの皆さんとの交流会。以前は、パウンドケーキの作り方を教わりながら交流を行っていましたが、本年度は、新型コロナウィルス感染症の予防のため、食べ物ではなく本校の作業班で取り組んでる「ディップアート」を使ったフォトスタンド作りに取り組みました。グループごとに自己紹介をした後、本校の生徒が作り方を説明したり、やり方を見てもらったり伝えたりしながら制作に取り組みました。途中、ディップ液が乾くまでの時間を利用して、お互いに好きな食べ物や趣味、音楽の話などをしながら交流を深めました。お互いのフォトスタンドの素敵なところを伝えたり、用意したプレゼントを交換し合ったりしました。短い時間でしたが、笑顔あふれる楽しい時間を共有することができました。四倉高校の皆さん。これからもよろしくお願いします。

「高等部活動の様子」

[四倉高校とのスポーツ交流会」

 12月16日(木)四倉高校第2体育館で、スポーツ交流会が行われました。今年度は四倉高校1年生の皆さんと混合チームでボッチャ大会を行いました。3コートに分かれ、各コート3チームのリーグ戦を行いました。

 各コート熱戦が繰り広げられ、「頑張れ~」「ナイス!」という声援がたくさん聞こえ、生徒たちもとても楽しそうで笑顔もたくさん見ることが出来ました。短時間ではありましたが、とても充実した交流会になりました。

地域支援センター さくら相談室より

第3回双葉地域支援ネットワーク会議

本校地域支援センター「さくら相談室」では、双葉郡内の幼稚園・こども園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校の先生方と一緒に、現状や課題を共有し、双葉郡内の地域支援体制の充実を図るために、「双葉地域支援ネットワーク会議」を開催しています。

第3回目の会議を12月14日に「富岡町文化交流センター学びの森」で実施しました。今回は地域支援センターの特別支援教育研究会を兼ねて実施したため、当日は、郡内の先生方17名、南相馬市内の先生方5名、相双教育事務所指導主事、合わせて23名の参加がありました。

今回は、宮城教育大学 植木田潤教授より「発達障がいのある子どもの行動背景に寄り添った支援について」というテーマで講演いただきました。発達障がいの認知特性や、目の前の子どもの行動の裏には、背景(思いや理由)があること、その行動背景にどう寄り添っていくか等、事例を挙げながら丁寧に支援や配慮のポイントをお話しいただきました。また、愛着形成についても触れていただき、愛着の問題は環境要因によって生じること、そばにいる大人がよりどころとなる必要性についても学びました。

参加された先生方のアンケートには、「学級の子どもを考えながら話を聞かせていただいた。子どもたちがどうしてその行動をするのかをよく考えていきたいと思った。」「支援の手立てがわかり、すぐに実践していけると思った。」などの感想があり、担当されているお子さんの姿を思い浮かべながらの学びとなりました。

お互いに学び合う機会を大切にしながら、今後も、地域の先生方、関係機関の皆様と一緒に「子供を中心に」した支援を考えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。