活動紹介 ~noteでも公開しています~

活動紹介

「小学部活動の様子」

 宿泊学習に行ってきました! 

 5年生児童5名が、6月24日(木)~6月25日(金)にいわき海浜自然の家へ行き、1泊2日で宿泊学習を行いました。心配していた雨が上がり、2日間予定どおりの内容で実施することができました。1日目は、『動物オリエンテーリング』で広い敷地内を歩いて動物の看板を探したり、トリムランドへ行ってアスレチック遊具で遊んだりした後、夕方には花火も楽しみました。たくさん体を動かして楽しく活動することができ、22時過ぎには全員が就寝しました。2日目は、四倉海岸へ行って『砂の芸術』。砂を手でつかみ、積み上げて山を作ったり、シャベルで深い穴を掘ったりして、砂の形が変わる様子を楽しむことができました。梅雨の時期でも天候に恵まれ、自然豊かな敷地内を歩くこと、いろいろな遊具や砂浜で遊ぶこと、広いお風呂での入浴や食堂での食事に友達や先生と同じ部屋で寝ることなど、校内ではなかなかできない経験をたくさんすることができ、子どもたちの表情には自然と笑顔がこぼれていました。5名とも2日間の楽しい経験で少したくましくなったように感じます。

「小学部活動の様子」

 6年2組学習の様子

6年2組では、図工の時間に「あじさい」の作品を作りました。雨を表現するために色氷を使い、「縦」の線を意識しながら台紙の上から下へ滑らせたり、指で伸ばしたりしました。あじさいの花は、はさみを使って「線に沿って切る」ことや、のりを使って「丸の中に貼っていく」ことを意識して取り組むことができました。作品作りに取り組む中で、はさみの持ち方や使用する際の注意点なども繰り返し確認しました。今後も様々な材料に触れたり、用具を扱ったりする中で、造形活動の楽しさを感じたり、日常生活に生かせる力を身に付けたりすることができるようにしていきたいと思っています。

中学部の学習のようす

総合的な学習の時間「四倉・久之浜から学ぼう」

~じゃんがらのリズム~

地域の伝統芸能であるじゃんがら念仏踊りを、久之浜・大久自安我楽継承会の遠藤諭さんに教えていただきました。遠藤さんに外部講師としてじゃんがら念仏踊りを教えていただくのは今年で3年目になります。

じゃんがら念仏踊りでは太鼓や鉦を「打つ」ではなく「切る」ということ、太鼓のバチを親指と人差しの間で軽く持ちくるくると回転させながら演奏していることなど、これまでに聞くことができなかった詳しいお話もうかがい学習を深めることができました。

授業の後半には模範の念仏踊りを披露していただき、生徒たちは太鼓の響きの良さや技術のすばらしさ、踊りのしなやかさなどを間近で体感することができました。また、最後に遠藤さんを親太鼓にして実際に道太鼓の動きや念仏踊りを一緒に体験することができ、充実した時間を過ごしました。

「高等部活動の様子」

 家庭科で、エプロンの製作を行いました。

高等部1年生の家庭科で、ミシンを使ってエプロンの製作に取り組みました。初めてミシンやアイロンに触れる生徒も多く、はじめのうちは、恐る恐るミシンやアイロンを扱っていましたが、回を重ねるごとに、扱いにも慣れ、楽しそうに製作に取り組んでいました。余った時間で、収納用の巾着袋も作っちゃいました。

完成したエプロンを付けて、「カレーを作りたい」「お菓子をいっぱい作りたい」「お好み焼きを作ってみたい」など夢が広がります。美味しいものいっぱい作りたいですね。

地域支援センター「さくら相談室」より

 第1回双葉地域支援ネットワーク会議

本校地域支援センター「さくら相談室」では、双葉郡内の幼稚園・こども園、小学校、中学校、義務教育学校、高等学校の先生方と一緒に、現状や課題を共有し、双葉郡内の地域支援体制の充実を図るために、「双葉地域支援ネットワーク会議」を開催しています。

今年度、第1回目の会議を6月22日に富岡町文化交流センター学びの森で実施しました。当日は、郡内の先生方16名が参加し、各校の現状報告を含めて自己紹介をした後、グループ協議を行いました。

グループ協議では3グループにわかれて、子どもの気持ちを考えながら「困り感や課題」、「長所で伸ばしたいところ」を考えたり、「目標」や「指導の手立て」、「支援」について考えたりしました。そして、話し合いの中で優先順位をつけて整理したことを、個別の教育支援計画に反映できるよう確認することができました。

最後に相双教育事務所 紺野美和子指導主事より、障がいのあるなしにかかわらず、「地域で共に学び、共に生きる」ために、「子どもの立場に立った指導・支援の大切さ」や「引継ぎの重要性」、チームで支援する「校内支援体制構築の大切さ」などについて指導助言をいただきました。

お互いに学び合う機会を大切にしながら、今後も、地域の先生方、関係機関の皆様と一緒に「子供を中心に」した支援を考えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。